施工情報

物置・ガレージ・カーポート等の施工に関する疑問を当社の施工例を元に一同に紹介しています
(一般的には難しい設置場所および施工状態もありますので,詳しくはメールにてお問い合わせ下さい)

〜物置編〜

Q.敷地ギリギリに物置を設置したいのですが?
A.一般的には敷地より一回り小さいものが最適ですが,収納物の関係上ギリギリになる場合は下記の点がポイントです
 1.外寸(屋根周り寸法)で敷地の最も狭い所を測る(高さもブロック約10p分を考慮する)
 2.ほとんどのメーカー・機種の屋根勾配は後ろ流れになっています.雨・雪の関係上,前勾配・横勾配の機種がお勧め!
 3.入口の前付近は最低80p程の余裕を考える.縦長の土地には縦長の物置がお勧め!
参考施工例
ヨドエスモESA-1807A
入口付近の通路確保例

イナバベイシーMBW-30
高さ制限有り(直置き仕様)

イナバベイシーMBW-25
高さ制限有り(カーポート下)

イナバベイシーMBW-40A
屋根前流れ施工例

イナバベイシーMBW-50B
屋根左流れ施工例

イナバベイシーMBW-41
縦長物置施工例

Q.物置は風で倒れることがありますか?
A.はい.屋外に設置しているため,物置に限らず風の影響により,被害を被る場合があります.物置の場合は,転倒する,または飛散する場合があります.下記の点をポイントにしてください.
 1.各メーカーではアンカー工事(転倒防止工事)を推奨しています.メーカー推奨の販売店でご依頼ください.(下図参照)
 2.物置内にしっかり物を入れてください.(一流メーカー品では床の耐久性は450〜600kgf/m2あります.詳しくは,取扱説明書を確認ください)
 3.畑や空地などの風除けになる家屋や障害物がない場合には,さらにTVアンテナや仮設トイレ等に使用しているワイヤーやロープといった控えを取ることをお勧めします.(ユーザー様にて任意に実施ください)
参考施工例
〜実際の物置転倒例〜アンカー工事(転倒防止工事):無


後方からの強風により,前へ飛ぶような形で転倒.あと数十pで母屋に衝突する恐れがありました.隣の物置は運良く多少ズレるだけの被害ですみました.
下地がコンクリートの場合の施工例
専用のアンカープレートの長さを調節し,市販品のオールアンカー(M10)を打ち込む.通常,四隅に施工します.(ただし物置の大きさにより,アンカーの数が増える機種もあります)
画像は,イナバ物置「ベイシー」施工


下地が土(砂利)の場合の施工例
地面に規定量の穴を掘り,専用のアンカープレートを取り付けてモルタルセメントを流し込む.通常,四隅に施工します.(ただし物置の大きさにより,アンカーの数が増える機種もあります)
画像は,ヨド物置「エルモ」施工
下地がアスファルトの場合の施工例
電動ハンマー等でアスファルトに穴を開け,その下の地面を掘り,専用のアンカープレートを取り付けてモルタルセメントを流し込む.通常,四隅に施工します.(ただし物置の大きさにより,アンカーの数が増える機種もあります)
画像は,イナバ物置「ベイシー」施工


Q.転倒防止工事を施工すれば物置は絶対大丈夫ですか?
A.いいえ.下図は2004年の台風18号や23号の被害例です.
 アンカー工事(転倒防止工事)を施工しても,風速25mを超える強風では,物置本体の構造設計強度の限界を超える場合があり,本体そのものが破損する場合があります.
 台風や強風時には,扉を鍵でしっかり施錠(本ロック)して,扉が外れない(飛ばされない)ようにすることが,肝心です.
天災被害例
扉が吹き飛び,正面から風が入り,物置本体がパンクした例
(施主様は扉を仮ロックをしていた)
(アンカー工事:施工済)

強風により,屋根が丸ごと吹っ飛んだ例
(屋根を固定しているタッピングボルトがちぎれた)
(アンカー工事:施工済)

斜め後ろからの強風で物置本体がねじれた例
(物置本体が右前にねじれているのが判る)
(アンカー工事:施工済)

物置の屋根に何か大きい物体が当たり,屋根が吹き飛んだ例
(恐らく外壁または看板の一部が当たったのではないか?)
(アンカー工事:施工済)

後方の大木が物置を直撃して破損した例
(物置後ろに見える樹木(伐採済)が倒れる)
(アンカー工事:簡易型施工済)

シャッターを開けたまま,強風が吹き,後壁が破損した例
(ガレージ内で風が袋状になり,土台まで変形する)
(基礎アンカー工事:施工済)
今回は他社施工分の補修がほとんどで,アフターメンテナンスに強いメーカーおよび販売店を選ぶのが,いざというときに頼りになるということが分かりました

以下,ただいま工事中です...

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